オペラ「遠い帆」
[导读]
支倉常長ら慶長遣欧使節はヨーロッパをめざし石巻・月浦を出帆した。支倉常長の生涯を題材に創られた「和製オ
スタッフ&キャスト
スタッフ
総監督 宮田慶子 Keiko Miyata
2010年9月より新国立劇場演劇芸術監督。公益社団法人日本劇団協議会常務理事、日本演出家協会副理事長。2012年4月、「沈黙」で初のオペラ演出。
主な受賞歴
•平成2年文化庁芸術祭賞(「セイムタイム・ネクストイヤー」加藤健一事務所)
•第29回紀伊国屋演劇賞個人賞(「MOTHER」青年座)
•第5回読売演劇大賞優秀演出家賞(「フユヒコ」青年座)
•平成10年度芸術選奨文部大臣新人賞(「ディアー・ライアー」新国立劇場)
•第43回毎日芸術賞千田是也賞
•第9回読売演劇大賞最優秀演出家賞(「赤シャツ」青年座・「サラ」松竹・「悔しい女」青年座)
指揮 佐藤正浩 Masahiro Sato
98年のシーズンからはパリを本拠地に、ナガノ、ゲルギエフ、チョン・ミョンフン等のアシスタントとして、シャトレ座、ラヴェンナ音楽祭、ウイーン芸術週間等で活躍、同時に指揮者として活動を開始する。
99年、イギリス・ダーティントン音楽祭でオペラ「イドメネオ」を指揮しデビュー。翌年、新国立劇場にて「オルフェオとエウリディーチェ」を指揮し日本デビューを果たし、脚光を浴びる。以降、日生劇場「カルメン」、新国立劇場「トスカ」、藤原歌劇団「愛の妙薬」、東京オペラプロデュース「放蕩者のなりゆき」、いずみホール「ランスへの旅」等を指揮し、常に注目を集める。2008年より和光市にてヴェルディ・プロジェクトを開始、第一作目の「ナブッコ」は三菱UFJ信託音楽賞を受賞。東京室内歌劇場「人間の声」、「マノンの肖像」、ひろしまオペラルネッサンス「カルメル会修道女の対話」を指揮、フランスオペラの解釈に高い評価を受ける。昨年会津若松で初演されたオペラ「白虎」(宮本益光・脚本/加藤昌則・作曲)は今年度の佐川吉男賞を受賞した。これまでに読売日本交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢等を指揮。また自身のオーケストラ、Orchestre”Les Champs-Lyrics”を設立し活動する。
演出 岩田達宗 Tatsuji Iwata
96年五島記念文化賞オペラ新人賞を受賞し、98年より2年間、ドイツ、イギリスを中心にヨーロッパ各地を遊学、研鑽を積む。
帰国後、本格的にオペラ演出家として活動を始める。日生劇場、新国立劇場、びわこホール、藤原歌劇団、日本オペラ協会、コレギウム・ムジクム、藤沢市民オペラ、愛知県文化振興事業団、神戸市演奏協会、大阪音楽大学ザ・カレッジ・オペラハウス、関西二期会、関西歌劇団、堺シティオペラ、広島オペラルネッサンスなど各地のオペラ・プロダクションで作品を発表し、高い評価を得る。2007年より、いずみホール・オペラではプロデューサーも兼任。
なかでも2003年に堺シティオペラでのプッチーニ「三部作」、2005年いずみホールでのプーランク「カルメル会修道女の対話」は、同年の音楽クリティック・クラブ賞、大阪府舞台芸術賞を受賞。同じく堺シティオペラ「三部作」と愛知万博開催記念オペラ 新実徳英「白鳥」は佐川吉男賞を受賞。昨年2011年ザ・カレッジオペラハウス公演「ねじの回転」は文化庁芸術祭大賞を受賞。
2006年自身が、オペラ演出家として初めてとなる音楽クリティック・クラブ賞を受賞。最近の代表的な演出作品は、藤原歌劇団「ラ・ジョコンダ」「ルチア」、愛知県芸術劇場「ファルスタッフ」、藤沢市民オペラ「カバレリア・ルスティカーナ」「パリアッチ」東京文化会館開場50周年記念オペラ「古事記」、2013年新国立劇場公演・新作「夜叉ケ池」など。
出演